コミュニケーションのスキルって
支援機器を使っていると「いかに伝えるか」という伝え方の方法や技術が先に来て,伝えることが重視してしまいそうだけど,大切なのは「受け取り手がどう考えているか」だとつくづく思います。
例えば子どもが良くない行動を起こしたときに,その行動の結果に対して気になってしまうけど,実はその「原因」の方が重要になる。
学校のチャイムの時になると,耳を塞ぎ声を出して活動が止まっている生徒がいました。それまでは先生方は「それはいけないよ」とか「集中して」とか現象面に 注目して対処していましたが,問題は解決しない。
チャイムを鳴らすのを減らしたりしていましたが,日常的になる放送など止められるわけではない。
でも,イーヤマフを利用してもらうようになってから活動が止まることもなく,色々なことにん参加できるようになりました。
音に対して過敏だったのでしょうね。
この例は,わりと明確に課題が見えるけど,実際には重度の子どもの困った行動の原因を見つけにくい。
それでも実際に「その行動」にだけ対処するのではなく「どうしてそうなのか」元になる原因を探って,それを回避したり,改善することで本人も楽になるし,コミュニケーションも取りやすくなる。
そのための支援機器ではないかと思います。
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