シアトル日記その4
IEPの次に面白かったのはATと教材の違いの話です。
向こうの人がATと教材の話をしていたので,違いは何ですかと聞いたところ「アクセス(アクセシビリティー)です」と明快に答えてくれました。
私がこれまで書いた本では,その違いは「本人が主体になっているかどうか」と言ったことを書いていたのですが,それよりもこちらの方がより分かりやすいと感じました。
(これまで講義で使っていた図)
つまり,学習のための様々な教材であったり取得したいと思っている情報などにアクセスできないのが彼らの障害な訳です。
視覚障害があれば見ることに困難があって印刷媒体が見られません。
肢体不自由なら教科書をめくることが出来ず,教科書にアクセスできません。
そういった事に対してATはアクセスできるように出来るという事が大きな役割なのでしょう。
やはり,学校なので,学校としてのベースというのは「学習」が主体になっているべきで,それに対してのどのようにアクセスできるのかを様々な形で提供することがとても大切なのだと思いました。
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