“チョーク&トーク”
はるえ先生のCAST訪問記が面白いです。
表題の“チョーク&トーク”とは
2003年の教育改革時(この背景も長くなるので、ここでは省きますが)に導入されたいくつかの指導プログラムが、こうした「ワークショップ型」の授業を ベースにしていたことで、教師が一方的に「教える」スタイルではなく、子ども一人ひとりの学習しかたを重視するワークショップスタイルがここ10年で広ま り、旧来型の指導は「チョーク&トーク」と呼ばれ、脳科学的にも45分座りっぱなしで話を聞いているのはどんな子にとっても注意の維持が困難だし、ノート を写すということは学習効果が低いとされ(根拠となった研究を現在探してます)、敬遠されるようになったそうです。法律や規則で「してはいけない」と決め られているわけではありませんが、仮に「チョーク&トーク」型の授業をする先生は管理職にチェックされ、指導する。それでも指導を改めない場合、他の問題 (勤務態度など)と兼ね合わせて、解雇されたり契約更新されないこともある、というのは事実のようです。
とのこと。日本では依然“チョーク&トーク”の授業が進められていますし,私の子どもの小学校の授業でも紙に書いたカードに磁石をつけて黒板に張ったり,小グループでの討議をしての授業なども行われていましたが,圧倒的に前を向いての一斉授業になっていますね。
この前,NHKの番組で中学の先生が席替えのソフトを作って子どもたちの要望に合わせて席を替えるようなくじびきソフトが紹介されていましたし,毎月席替えをする小学校が取材されていました。
しかし,どこに座るかが問題になるというのは,やはり旧来型の一斉授業を多くやるからなのでは感じました。
スノーホーミッシュの小学校でもどの教室にもスマートボードが設置されていましたし,先生はネットワーク上のフリーソフトをうまく活用していました。
やはり,ここの子どもたちの力を高めるためのICT機器の活用というのをもう少しうまく使えないかと思います。
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なんとかATACの原稿3本のうち2本が完成しました。
あとは,坂井先生と一緒にやるプリカンファレンスの原稿です。
セミナーの原稿は上記のような話題を書きました。
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