評価項目に現れてしまう教師の考え方
やっぱり「仕事に集中して取り組む」はNG。
「身じたくをしっかりする」もNG。なぜなら「集中して」や「しっかり」が具体的に観察できないし、人によって解釈がまちまちになるので。
これ,とっても大事な視点ですね。
思わず抽象的な言葉で表現してしまうんだけど,それは相手には伝わらない。
子どもの評価をしているようでも,指導をしている先生の言葉かけにもその評価の内容が出てきてしまうとすればとても分かりにくい言葉になってしまいますね。
私も先日台所で「ここの電気が切れている」とかみさんに言ったところ目の前にある電気のことかと思っていたようで「切れて無いじゃない」と言われました。その上で「ここじゃ分からないでしょ。頭の上にある電気と言ってね」と怒られました。
確かにそうで,年取ってくると指示代名詞が多くなるんですけど,注意が必要ですね。
大人でもそうなのだから,子どもに対してはもっと注意を向けた表現を感がなければ通じませんね。
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昔、進路希望表の「将来なりたいもの」に「仮面ライダー」と書いてきた高機能自閉症児を担任したことがあります。「そうか、それでは悪の組織に目を付けるくらいスポーツ万能で成績優秀にならないといけないな。そうじゃないと改造手術を受けられないからな」と話すと真剣に聞いています。同僚からもらった早稲田大学の赤本を渡し「これを毎日解きなさい」そして、「毎日100kmマラソンしなさい」と「進路指導」しました。二日目に「僕は仮面ライダーになるのは無理です」と言ってきました。
指示を具体的にすると、本人が理解しやすいと言うことがこの事例からも分かります。「鬼の指導」とも陰口言われましたが(^^;)。
投稿: もずらいと | 2011/06/15 20:12