メンター
昨日から休暇をもらって福島にある裏磐梯高原ホテルにきています。
このホテルは教員として修学旅行ではじめて泊まった思い出のホテルです。
皇室御用達のこんな高級ホテルにどうして泊まることができたのか、今となってはわかりませんが確か当時の担当の先生が交渉をして特別な料金で泊められるようにしてもらったようです。
近くには五色沼があり景色もよく、会津の鶴ヶ城にも行った記憶があります。
さて、当時の先輩に今は和歌山大学にいる江田先生がいました。
江田先生からはワープロなどの活用を教わったのですが、それらを使うに当たって言われたのは「日々の授業をしっかりやった上でプラスαで機器の活用をしないと他の教員からは認めてもらえない」ということでした。
まだまだ、当時は機器の活用もはじまったばかりでしたし、普及もこれからでしたので機器だけやっていでは理解されないといわれたのだとおもいます。
最近はいろいろな学校に行って授業を見せてもらうことがあるのですが、電子黒板やタブレット端末の授業で良い実践をしている先生はもともとの指導力も持っているのではと感じます。
支援機器は子供を助けることはできますし、先生の授業を補助することはできますが指導力を高めるものではないきがします。
やはり「何を教えたいのか、どのような指導をしたいのか」ということが明確でなく「何かいいことがありそう」ということでは行き詰まってしまうのでしょう。
江田先生にはその後もパソコン通信や中邑先生をはじめとした先進的な人を紹介してもらったりなど様々な場面で教えてもらいました。
学校の中で教員が力をつけるにあたって大切な要素は様々あるのでしょうが、その一つに自分のロールモデルとなるメンターがいることはとても大切な事でだと思っています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ブログの記事に興味を持っていただいた方,応援をしていただける方は
1日1回こちらをクリックしていただけませんか?→→
こちらもよろしく→
フィードバックは次の日記の意欲につながるので
« e食材辞典 | トップページ | ドキュメンタリードラマ まばたきで”あいしています” ~巻子の言霊~ »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- ブログのお引っ越しをしました。(2015.05.04)
- 飛び抜けた才能を、飛び抜けたままにするデザイン #WXD(2015.05.02)
- TEDxKids@Chiyodaより「もっと自分らしく学べる社会へ」(2015.04.11)
- すべての管理職が共通してやるべきことは、5つしかない。(2015.04.01)
- 断捨離(2015.03.28)
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
うーーむ・・・色々考えさせられますねぇ・・・
「機器はプラスアルファ」ですか。肢体不自由教育では,ある意味で「決定的意味」を持つと思っています。
また,私の場合は,他の人に「認められたい」と思って使ったわけではない・・・でも,私の場合は,30すぎてからの肢体不自由教育だった・・・普通校での経験もあり・・・などなど考えると,一概には否定できず,やりたいようにやらせて頂けたと言うことかも知れないですね。
私の場合のメンター・・・誰だろうなぁ?? これという特定の先輩はいないですが,仮説実験授業研究会・・・それも代表の板倉聖宣言さんかなぁ・・・板倉さんの模倣論。「これと思うものはとことん模倣せよ。模倣できなくなったところから創造が始まる」・・・もう一つは幸福論。衣食足りれば他人の笑顔・・・自己主義と社会性・・・こんな所かなぁ。
これから家内と息子を屋外コンサートに送ってきます。
では,よい夏休みを (^^)
投稿: まもる | 2012/08/11 13:58
まもるさん
この議論,前にもしているんですよ。
お忘れになっていますね。
もちろん,まもるさんの言っている意味も分かりますしいまはそれだけではない。
まあ,そういったこだわりに対して一貫しているという事かもしれませんが,反応するかなと思ったまもるさんがコメントしたんでやっぱりと思ってしまいました。
投稿: kinta | 2012/08/11 22:23
そうですか。すいません。でも,いつのことでどんな形でしたのかなぁ?
コメントしたあと,またちょっと考えちゃいました。
たかが道具・されど道具。機器を使うことで指導力が高まるケースもあるかも知れない。
私の場合はどうなんだろうか?と。(^^ゞ
投稿: まもる | 2012/08/12 03:40