読売新聞 教育ルネサンス 発達障害を支える (1)パソコン使用 入試で配慮
読売新聞の記事より
東大先端研のDOITプログラムに参加している齋藤さんの記事です。
鳥取大学のこういった取り組みはとても素晴らしいことだと思いますし,広がっていって欲しいと思います。
今の日本では「すべてが整っている」事がまだまだ求められる時代です。
試験の内容なども「総合的」に評価される。
でも,世の中でに求められる力ってそうなんだろうか?
総合的に素晴らしい人がいてもいいと思うし,そういう人も活躍してもいい。
でも,1部はとてもすごくても他の部分が劣っているために機会が失われてしまうのは残念なことです。
自分も含め,困難なことを多くの人は様々な支援で補ってきたんだと思います。
それは人だったり,支援機器だったりする。
だれも寒いけど,鍛えなきゃいけないからって裸で過ごせなんていわない。
でも,文字を書くのは手書きじゃないとダメなんていわれたら,私はたぶん今の100分の1も文章を書けないような気がします。
実際に,大学時代はB5の紙に半分の料の文章を書くのに1日かかっていました。
そこには
○漢字が出てこない
○間違えてはいけないというプレッシャー
○書く経験が少ないために語彙がない
といったものがあったように思います。
上記のことは,私をよく知っている人が聞くとびっくりするかもしれませんが,私をよく知る大学時代の友人はよく知っていることです。
ですので,ワープロやパソコンが出てきた時にはとても嬉しかったし,すぐに飛びつきました。
そんな私ですので,表現することに困難がある人の気持ちはよく分かります。
表現する機会が与えられなければ,表現する力は付かない。
主従が逆転してはならないと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今年も今日で終わりです。
さて,これから来年の目標をじっくり考えたいと思います。
まずは,書くことかな。
実は,ワープロを使えるようになってかえって手書きが好きになっている部分もあるんです。
矛盾しているようですけど。
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