表出するために その2
こちらより
支援機器や自閉症の事について書かれているログでした。
この中で私が興味を持ったのは
人の助けがあればかなり複雑なやりとりができても、人がいなければできないという場合、それはその子にとって難しすぎるのです。子供が自力でできる簡単なものに戻しましょう。(「自閉症スペクトラムとコミュニケーション ー理解コミュニケーションの視覚的支援ー リンダ・A・ホジダン著 翻訳: 門 眞一郎 p.148)
支援機器は、確実性と信頼感があってこそ、使おうという気になりますよね。
メッセージ数は少なめで始めたほうがうまくいくことが多い。そして本人が気に入るもの、使いやすいと思うものの方が成功率が高まるということです。
というくだり。
とかく,支援者は様々な事をさせよう,表現を豊にしようと熱心になるが,本人がいかに楽にその機器を使得るようになるかという「本人視点」で考えなければ上手くいかない。
そんなことを教えてもらったブログです。
ぜひ参考にして下さい。
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学校の先生方は特に教育の文脈で高みを目指してしまいがちなので,気をつけましょう。
コミュニケーションと教育の文脈を上手く使い分けるのは大変ですが,できるだけ「本人目線」を忘れないことです。
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