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マジカルトイボックスの製作講座

おかげさまで,マジカルトイボックス第38回イベントの参加申込みも順調に進んでいます。

製作講座については定員まであと少しのようです。

参加を考えている方は,お早めにお申し込み下さい。

さて,マジカルトイボックスが作った「スイッチ製作とおもちゃの改造入門」ですが,ずいぶんと時間が経ってしまったので,改訂することにしました。

今となってはなかなか手に入らなくなったものもありますし,新規で出てきたものもあるので,できるだけ最新のものを載せようということにしました。

そんなわけで撮影会。

Image_2


今回は,オークションサイトに投稿するための撮影キットなどを使って気合いを入れて撮ってみました。

仕掛けは単純で,大きな後ろ紙が数種類と,照明があるだけなんですが,けっこう便利でした。

事務局の外山氏が個人的に購入し活用しました。

夏のマジカルには間に合わないかもしれませんが,冬のイベントには新版の製作講座入門が出せると思います。

さて,マジカルでなんで製作講座をやるのでしょうか?


自作をしても企業を疲弊させるだけ,先生は作るよりも使う方が大切。

そんな声をいろいろと聞きますし,ある意味賛成です。

作るだけで,子どもたちの学習や生活に反映させなければそれは意味がないこと。

先日のおめめどう10周年でsyunさんがとても貴重な事をお話しされていました。

それは,ライトタイマーの製作講座をやった時にまずはじめに「皆さんはこれからゴミを作ります」といってはじめさせたことです。

こういった機器を作ると,どうしても「試し」たくなります。子どもたちに使わせたくなります。

使ってもらいたいから参加するのですから,それはそれで当たり前なんですがそうなると,「必要がない」のに使わせてしまう事になる。

まさに「本末転倒」

そんなわけで,警告の意味も込めて「ゴミを作ります」とおっしゃったのだと思います。

でも,大切なのはその機器がどんな仕組みで作られていて,どんな構造であるかを知ってもらうこと。

「ゴミを作る」ぐらいの気持ちで、製作に参加し,その機能を知ったり,製作業者の苦労を知ってもらうことが大切なのだと思います。

本当の意味で,製作講座をよく分かっている人は,たくさんの「市販品」も買っているように思います。

さて,こんな事を書いている時に お道具箱日記 さんが面白いエントリーを書いていました。

し次のようなことをしているなら、あなたはAACセラピスト(療法士)?

この中では米国のAACセラピストが

「これで、何ができるかな?」と呟きながら、百円ショップで商品を手に取ったり、注意深く見ている。

というのがあります。(原文はちょっと違うみたいだけど)

そういった,発想に至るには支援者が障害のある人たちが何を求めているかを知ることも大切ですし,彼らを支援するためには世の中のものが,どんなことができるかを知ることも大切。

そういったアイデアやヒントは製作講座をやることからも生まれてくるように思います。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

マジカルの製作講座は,それ以外にも参加者同士の「交流」が大切だと思っています。 これについては,またの機会に。

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コメント

ごみ、ですか。

マジカルや、スイッチラボで作っているものを自分はゴミだと思ったことはありません。

もし、ごみなら、ごみを教室に持ち込んで、子ども達に提示している、ということになりますが。
そんな失礼なことはしたことはないですね。

自作したものが、子どもに合っていないという問題は、これまでも指摘されていますし、
そういう事例を見てきて、少なくなればいいと自分も思っています。
しかし、それは既製品でも同じことではないでしょうか。
自作品なら、ああそうか、我に返ることは多々ありますが、Ipadなら、そう簡単に引き下がらないのではないでしょうか。

自作品がごみなら、Ipadも「ごみだけれど、使ってみて」と言ってほしいですね。

S社長

これはたとえです。

もちろん,使ってもらいたいですし,ただゴミになってしまってはいけません。

ですが,ある意味「自戒」を込めないといけない。

私はそう受け取りました。

使ってもらうためにはよく考えなければならない。

本当にそれが必要なのか,そういった事を考えず,作り手側の考えで押しつけてしまう。

これは,実は自作だけの問題ではない。

お書きいただいたようにiPadなどを買った場合もそうです。

「こんな高価なものを買ったのだから使わせなければいけない」と考える。

大切なのは本人のニーズ。

高価であっても,本人に合ってなければ使ってはいけない。

そんなことだと思います。

おっしゃる気持ちはよく分かりますし,マジカルだってスイッチラボだってゴミだけ大量生産しているわけではにでしょう。

作ることで,その必要とすることが分かりますから。

そして,そういった過程を踏んでいないで,簡単には使いこなせない。

井上賞子先生は大量の教材を作られていますが、きっとあの10倍もの使われてない教材があるのだと思います。

それらがあってはじめて子どもにあった教材が生まれる。

ゴミであってゴミでない。そんな感じかなと思います。

もう1つ,付け加えると

「そんなに簡単には作れない」

ということだと思います。

マジカルトイボックスで作ろうとしているのは,できるだけ簡単に作れるようにしています。

自己矛盾なんですが,使い勝手がよいようにすること,耐久性に問題がないこと ということまで考え抜くと

そんなに簡単には作れないんです。

製品として売られているものは耐久性やPL方などについても気を使っている。

ですが,初心者が作ったものはそういった担保が全くない。

もちろん,中国製の安価なおもちゃなどを分解すると

なんだこりゃ

というようなひどい半田付けの製品は結構あります。

でも,それらはそれなりの値段。

そういった意味で,長く使われるものの良さは丈夫だったり,しっかりしたサポートだったりします。

そんなことを、考えるきっかけとして製作講座に参加していただけるとありがたいです。

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