なんとカンファレンスから学ぶ「分かった気にならないこと」
先日は「なんとカンファレンス3rd」に参加して来ました。
主催者の1人である「おがっち」からは「ぱくれるものはぱくる」と言う言葉が聞かれましたが,いやいや「なんとカンファレンス」独自の方向性に進んでいてとても魅力的な会でした。
その1つが
子どもたちが主役なっていること
なんとなれば,大人が制度も作りますし,教育もしますから物事を大人目線で考えてしまいます。
しかし,子どもたちの正直な表現を上手に引き出しているとても良い会でした。
その1つが
子ども審査員
大人が「理想的な学校」というのはどうかというのをグループワークで話していてプレゼンしても,子ども審査員はとてもシビアな目で見てくれます。
媚びている大人にも一刀両断。
彼らが感じていることを学べました。
そしてその2がプレゼンテーション。
高松さんの専門店にゲストプレゼンしてくれたとろまおくんは以下のようなプレゼンを見せてくれました。
「費用対効果」ではありません。
彼ら,学ぶことに困難を示す人は学びたいという内容に到達するために多大な労力を使う。
分からない大人は「頑張る」事を強要するが,その「疲労」が多大になって学習の「効果」を大きく上回ってしまえば大切な学習内容に到達せずに終わってしまう。
そうならないようにICTや支援機器を上手に使ってもいいはず。
私たちはそうしたかられらの声を多くの人に伝えなければならないと感じました。
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そういった意味では,私たちは分かった気にならずに彼らの声によく耳を傾けなければなりません。
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